出典付きのAI回答でも、リンク先が主張を支えているかは別の確認が必要です。重要な数字や要件を一文ずつ取り出し、誰が、どの条件で、いつ示した情報かを確かめます。
| 主張 | 最初に探す資料 |
|---|---|
| 月額料金 | 適用国・税・請求周期が載った料金表 |
| 利用対象 | 利用規約またはプランの条件 |
| 保存期間 | 該当プランのデータ取り扱い |
一文を検証可能な単位に切る
「プランAは月1,500円で、法人も使えて、データ保存は30日」は三つの主張です。価格表で価格が確認できても、利用対象と保存期間は別の規約にあるかもしれません。主張/根拠URL/該当箇所/確認日の4列に分けると判断が残ります。
リンクは合っているのに、答えが間違う場面
例えば「法人プランではデータが30日保存される」とAIが答え、実在するヘルプへのリンクを添えたとします。本文を読むと、30日は削除後にシステムから消去されるまでの期間で、通常の保存期間は別設定だった、ということがあります。「30日」という一致だけで確認済みにすると、条件がすり替わります。どの操作から起算し、何が、誰の設定で保存されるかまで切り出します。
原典を開き、対象条件を合わせる
製品なら提供元の仕様、制度なら所管機関の案内、調査なら元の報告書を先に開きます。国・期間・プラン・OS・バージョンが一致するか確認。同じ単語があっても、旧制度や別プランの説明はそのまま引用できません。検索結果の要約だけで済ませず、ページ本文を確認します。
同じ出典の中で探す三つの手がかり
最初は見出しでページの目的を確認。次に本文の対象や注記を読み、最後に更新日と適用日を分けます。公表が今月でも、変更が来月からなら今の判断には現行条件を使います。PDFでは表の列と脚注が離れることがあるため、行だけを抜き出さず表全体を確認します。引用したい数字が見つかったら、その一つ前の段落も読んでみてください。例外がそこにある場合があります。
矛盾があったときの書き直し
古い告知と現行料金表で数字が異なるときは、適用開始日や既存契約への扱いを確認します。判断できなければ「対象条件の確認が必要」と記録し、本文の断定を止めます。リンク先に主張がない場合、見つけた出典を添えるだけでは解決しません。
どこまで調べるかは、間違ったときの影響で決める
メール案の言い回しなら読み直しで足りることもあります。料金、契約、制度や購入の判断につながる主張は、先に出典を一つ確保し、適用条件まで確認します。公式情報同士が食い違うときは「仕様書は対象機種の初期状態、サポート情報は更新後」というように、対象の違いを探します。判断が保留なら、確認済みの部分と保留の理由を別行に残します。
AIに返す指示文
「各主張について、根拠URLとページ中の見出しを示す。対象地域・適用時期・適用条件を別列にする。原典が開けない主張は未検証にする」。出てきた表は調査の索引として使い、公開に使う箇所だけ自分で開きます。
比較記事に転用するときの記録例
「月額:料金表で確認済み。税の扱い:脚注を確認。返金:規約の該当条件を要確認」。三つを同じ確度で書かず、確認前は比較表に保留の欄を作ります。あとで再調査するときも、どのリンクから入り、何が解決していないかが一目で分かります。
出典・確認先
資料確認日:2026年11月3日
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