毎月1万円の積立投資を試算。元本と運用結果を分けて見る

積立投資の試算は、いくら貯められるかを考える材料です。将来の利回りは決まっていないので、増える場合だけでなく、横ばいと下落のケースを並べます。

仮定年率拠出元本残高の概算
−3%120万円約104万円
0%120万円120万円
+3%120万円約140万円
月1万円を10年間。一定の月利と仮定した概算
目次

先に元本を出す

月1万円を10年続ければ、拠出した総額は120万円です。利回り0%で費用もなければ残高は120万円。毎月末に拠出し、年率3%を単純に12で割った月利が一定と仮定すると約140万円、年率マイナス3%の同じ仮定では約104万円です。

途中の残高と、最後に使える金額は違う

毎月一万円を十年間積み立てる場合、元本120万円のすべてを最初から十年間運用するわけではありません。最初の一万円は長い期間残りますが、最後の一万円は積み立て直後です。120万円全体に十年分の利回りを掛けると計算がずれます。元本と試算残高を別に表示すると、どれだけが自分の拠出で、どれだけが仮定の増減かが見えます。

計算を再現する

月利をr、月数をn、月末の拠出額をaとすると、一定利回りの残高は a×((1+r)^n−1)÷r。rが0ならa×nです。上の例は費用・税・物価上昇を含まない概算です。年率から月利への換算方法によっても値は変わります。

表計算で一か月ずつ追うと仕組みが見える

月末に積み立てる例では、「前月の残高×(1+月利)+今月の積立額」を毎行計算します。年率3%を単純に12で割る設定なら月利は0.25%です。初月末は一万円、二か月目末は二万25円になります。積立日を月初にする場合は式の順番が変わるので、比較時は同じ前提にします。

終盤の下落も見る

毎月同じ比率で値動きする現実の市場は想定しづらく、特に取り崩し直前の下落は使える金額に影響します。例えば120万円を想定していた時点で評価額が2割下がる単純なケースでは96万円です。使う時期が近いお金は用途を分けます。

利回りの差より、積立を続けられるかも試す

ゼロ%で十年間、毎月一万円なら120万円。途中の一年を休んで補わなければ108万円です。休むこと自体を失敗と捉える必要はなく、家計を守りながら続ける設計を試せます。増額案は好条件の残高だけでなく、収入減で休んだときも計算します。

積立額を動かして比較する

月1万円と月2万円、10年と15年のように一条件ずつ変えます。増額の前に、生活費と近い支出を確保できるか確認。比較表には「毎月の額/期間/想定利回り/元本/試算残高」を並べます。

使う予定が近づいたら別の表で考える

例えば十年後の学費なら、金額と支払日が先に決まります。一定利回りの表に加えて、利用直前に下落した場合も確認し、必要な金額と変動を許容できる金額を分けます。費用、税、物価を入れていない試算であることを表の下に記録します。

出典・確認先

金融庁:長期・積立・分散投資の考え方

J-FLEC:リスクを抑えた運用方法

資料確認日:2026年11月3日

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この記事を書いた人

もふのんのアバター もふのん BEYOND STYLES 運営者

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